生活習慣病は文字通り、日々の生活習慣の乱れが原因で引き起こされるものです。症状を改善するためには、生活習慣を変える必要があります。例えば、濃いめの味付けが好きで、普段からソースや醤油をたっぷりとかけて食べている人であれば、そうした調味料の分量を半分程度にするだけでも効果が得られるでしょう。半分にすることが大変なら、普段の醤油を減塩タイプのものに変えてみるのも1つの手段です。加えて、ファーストフードや揚げ物は生活習慣病の大敵です。仕事が忙しい人の場合、ついついコンビニ弁当でランチを済ませてしまいやすいですが、たまには健康にいい魚介類や野菜がたっぷり入ったお弁当を食べるように心がけましょう。
しかし、生活習慣病を患う人の中には野菜が嫌いで、ほとんど食べないという人も少なくありません。口に合わないかもしれませんが、頑張って少しずつでも野菜を食べるようにすれば、それだけで食生活を多少なり改善させることも不可能ではないでしょう。もし、野菜をそのまま食べることがどうしても苦手なのであれば、ブレンダーを使ってスムージーにして飲む方法でも構いません。ただし、飲みやすくするために砂糖やハチミツを大量に投入してしまうと、かえって糖分を取り過ぎることになります。そのため、くれぐれも甘いものを入れすぎないように注意することが大切です。もし甘味が欲しい場合には、砂糖やハチミツなどの代わりにバナナやりんごを入れてみるのがおすすめです。